病院・クリニック・医療関連サービス
【医療クリニック】ホームページの情報設計を見直し、患者に選ばれる理由を明確化。掲載イベントへの反応を獲得
- 業種
- 病院・クリニック・医療関連サービス
- 支援期間
- 2023年12月〜
この事例の要点
制作会社に任せたホームページは一般的な内容が中心で、クリニック独自の特徴や診療方針が十分に伝わっていなかった。
クリニックの強みと患者が求める情報を整理し、安心感と信頼につながるホームページへ改善。
RESULT患者視点でホームページの情報を再設計し、これまで反応がなかった掲載イベントへの反応を獲得。
制作会社に任せたものの、クリニックらしさが伝わらないホームページに
医療クリニックを運営する事業者様です。
ホームページの制作は外部の制作会社に依頼していましたが、完成したサイトは診療内容や医師の経歴、診療実績などを中心とした構成になっていました。
必要な情報は掲載されているものの、クリニックとして大切にしている考え方や、他院との違いが十分に伝わらない状態でした。
また、ホームページの閲覧数も伸び悩み、掲載したイベント情報に対する新規患者からの反応もほとんどありませんでした。
「ホームページはあるけれど、うちのクリニックの良さが伝わっていない」
そんな課題から、サイトの見直しについてご相談をいただきました。
課題は情報の不足だけでなく、患者が知りたい情報とのズレ
今回の支援では、まずクリニックの特徴や診療方針、患者が医療機関を選ぶ際に重視していることを整理しました。
ヒアリングを通じて見えてきたのは、クリニック側が伝えたい情報と、初めて来院する患者が知りたい情報との間にズレがあることでした。
クリニック側は、診療内容や医師の経歴、実績などを伝えることを重視していました。
一方、初めて来院する患者には、次のような疑問や不安があります。
- どのような診療を受けられるのか
- 初診では何をするのか
- どのような医師やスタッフが対応するのか
- 院内はどのような雰囲気なのか
- いつ、どこに行けばよいのか
診療内容や実績は重要な情報ですが、それだけでは初めて来院する患者の疑問を十分に解消できません。
そこで、「クリニックが伝えたい情報」だけでなく、「患者が安心して来院を検討するために必要な情報」を中心に、ホームページの構成を見直すことにしました。
クリニックの特徴を整理し、患者視点で情報を再設計
今回の支援では、クリニックが本来持っている強みを言語化し、それを患者に伝えるための情報設計を行いました。
1. クリニックの診療方針と特徴を明確化
ヒアリングを通じて、クリニックが大切にしている診療方針や患者への対応、スタッフの専門性などを整理しました。
単に診療科目や経歴を掲載するだけでなく、どのような考え方で患者に向き合っているのかが伝わる内容を重視しました。
2. 初めて来院する患者が必要とする情報を充実
診療時間や休診日、所在地、アクセス方法などの基本情報をわかりやすく整理しました。
さらに、初診時の流れや必要な持ち物、院内の雰囲気など、来院前の疑問や不安を減らす情報を充実させました。
3. ホームページの情報の優先順位を見直す
掲載情報を増やすだけでなく、患者が知りたい情報に迷わずたどり着けるよう、ページ内の構成や情報の配置を改善しました。
診療時間やアクセスといった基本情報を確認し、クリニックの特徴や診療方針を理解したうえで、来院を検討できる流れを意識しています。
4. イベント情報にも関心を持ってもらえるサイトへ
イベントの案内だけを掲載するのではなく、その情報を発信しているクリニックがどのような医療機関なのか、患者が事前に理解できるようにしました。
クリニックへの理解を深めたうえで、掲載情報を確認してもらえる構成を目指しました。
サイト改善後、掲載イベントに対する反応が生まれた
ホームページの情報を見直した後、これまで反応がなかった掲載イベントに対して、新規患者から反応が見られるようになりました。
それまで診療内容や医師の経歴を中心に伝えていたサイトに、初めて来院する患者が必要とする情報や、クリニックの特徴を加えたことで、患者が検討しやすい環境を整えることができました。
今回の改善では、ホームページの見た目だけでなく、誰に、何を、どの順番で伝えるべきかという情報設計を見直したことが大きなポイントです。
この事例のポイント|医療機関のホームページは、患者の不安を減らす情報が重要
医療機関のホームページでは、診療内容や医師の経歴、実績などの情報が重要です。
しかし、初めて来院する患者にとっては、それらに加えて「安心して相談できそうか」「自分に必要な診療を受けられるか」「来院時に何をすればよいか」といった情報も、医療機関を検討するうえで大切になります。
今回の事例では、クリニックが伝えたい情報を整理し、患者が必要とする情報とのズレを改善することで、掲載内容への反応につながりました。
ホームページで大切なのは、情報を多く掲載することではなく、患者が必要とする情報を、わかりやすく適切な順番で届けることです。
Keuでは、ホームページのデザインや制作だけでなく、事業者が持つ強みや特徴を言語化し、利用者の視点に立った情報設計を支援しています。
すでにホームページを持っている場合でも、現状の課題を整理し、目的に合わせた改善をご提案します。