物販・小売
【創業100年超の老舗ギフト店】WEB制作会社との認識のズレを解消。自社の強みが伝わるサイトへ改善し、大手企業からの取引問い合わせを獲得
- 業種
- 物販・小売
- 支援期間
- 2023年1月〜
この事例の要点
WEB制作会社に自社の意図が伝わらず、完成したホームページも思い描いていたものとは違っていた。
自社の強みを言語化し、制作会社への指示を具体化。企業の価値が伝わるホームページを実現。
RESULT制作会社との認識のズレを解消し、自社の強みが伝わるサイトを実現。大手企業からの法人取引の問い合わせを獲得。
WEB制作会社に依頼したものの、思い描いたサイトにならなかった
創業100年以上の歴史を持つ、食器やギフトを扱う老舗企業。
ホームページ制作を外部の制作会社に依頼していましたが、専門用語が多く、説明を十分に理解できないまま制作が進んでいました。
完成したサイトは商品説明が中心で、企業が大切にしてきた歴史や品質へのこだわり、長年培ってきた信頼が十分に伝わらない内容になっていました。
「もっと自社らしさを出したい」
そう思って修正を依頼しても、具体的に何をどう変えてほしいのかを伝えられず、何度もやり取りを繰り返すことに。
経営者が伝えたいことと、制作会社が理解していることの間にズレが生まれていました。
問題は制作技術ではなく、経営者の意図が具体化されていないこと
ヒアリングを通じて見えてきたのは、制作会社の技術的な問題だけではなく、経営者自身も「自社の強みをどのように表現したいのか」を十分に言語化できていないことでした。
たとえば、「老舗としての信頼を伝えたい」という思いがあっても、それだけでは制作会社は何を掲載し、どのような構成にすればよいのか判断できません。
そこでKeuでは、まず企業が持つ強みと、それがお客様にとってどのような価値になるのかを整理しました。
長年の実績は、取引先にとっての信頼につながる。
品質へのこだわりは、商品を選ぶ際の安心感や納得感につながる。
こうした価値を明確にし、経営者の頭の中にある「伝えたいこと」を、顧客に伝わる情報へ変換することから取り組みました。
経営者と制作会社の間に立ち、伝わる指示へ整理
今回の支援では、Keuが経営者とWEB制作会社の間に入り、制作ディレクションとコンサルティングを行いました。
1. 自社の強みと伝えるべき価値を言語化
経営者へのヒアリングを通じて、創業から積み重ねてきた実績や技術、品質へのこだわりを整理。
それぞれの強みが、新規顧客や法人の取引担当者にとってどのような価値になるのかを明確にしました。
2. WEB制作会社への指示を具体化
「もっと自社の特徴を出したい」という抽象的な要望を、実際のホームページに反映できる指示へ落とし込みました。
たとえば、トップページでは老舗としての実績や強みを伝え、製造工程や品質へのこだわりを紹介するページを設けるなど、掲載すべき情報とその見せ方を整理しました。
また、取引実績などを通じて、法人の担当者が企業の信頼性を判断できる構成を目指しました。
3. 専門用語の説明と制作進行をサポート
制作会社からの技術的な説明を、経営者が理解しやすい言葉に置き換え、内容を確認しながら制作を進めました。
修正が必要な箇所についても、何をどのように変更すべきかを具体的に整理。
経営者と制作会社の双方が同じ認識を持てるよう、コミュニケーションを支援しました。
修正の繰り返しが減り、大手企業からの問い合わせも獲得
制作方針と修正内容が明確になったことで、制作会社とのやり取りは円滑になり、何度も修正を繰り返す状況が改善されました。
完成したホームページには、老舗企業としての実績や品質へのこだわりが反映され、経営者が思い描いていた自社らしいサイトを実現できました。
さらに、リニューアル後には大手企業から法人取引に関する問い合わせが入りました。
それまで十分に伝えられていなかった企業の価値を、初めてサイトを訪れる取引先にもわかる形で表現できたことが、成果につながったと考えられます。
この事例のポイント|制作会社に任せる前に、伝えるべきことを明確にする
WEB制作を外注する際、経営者や担当者が抱える課題の一つが「自社の意図をうまく伝えられない」ということです。
制作会社にはホームページを形にする専門技術があります。一方、企業がどのような価値を提供し、それを誰にどう伝えるべきかは、事業や顧客への理解が必要になります。
今回の事例では、経営者が持つ思いや強みを言語化し、制作会社が実行できる具体的な指示へ落とし込むことで、認識のズレを解消しました。
大切なのは、制作会社にすべてを任せることでも、経営者がWEBの専門知識を身につけることでもありません。
事業の目的と顧客に伝えるべき価値を明確にし、それを適切な形でホームページに反映させることです。
Keuでは、経営者の考えを整理する段階から、WEB戦略の設計、制作会社へのディレクションまで一貫して支援しています。
すでに制作会社へ依頼している場合でも、経営者と制作会社の間に立ち、事業の意図が正しく伝わるようサポートします。